鉄棒のDスコア算出方法
長らく更新が開いてしまいました。
死ぬほど忙しかったです
さて、今回は男子体操の花形鉄棒です
世界のウチムラの得意種目、男子最高難度Iのミヤチと日本の得意種目ですね
さて、鉄棒の技を大雑把に分けると
大車輪、大車輪しながらひねる技
ホップターン、ツイスト、etc....
鉄棒から手を放して宙返りしてまたつかむ技
コバチ、カッシーナ、ミヤチ、etc....
屈伸したりしてバーに近づいて行う技
エンドー、アドラー、etc...
降り技
大体こんな感じです。
2017ルールからひねり技の減点が厳しくなり、離れ業を5個やれるようになったので鉄棒のトップ選手たちは離れ5個、アドハ―、アド1、ホップみたいな演技が多くなった印象です。
・グループ要求
Ⅰ:懸垂振動技
Ⅱ:手放し技
Ⅲ:バーに近い技・アドラー系の技
Ⅳ:終末技
早速演技を見ていこうと思います
SHIRAI Kenzo (JPN) - 2017 Artistic Worlds, Montréal (CAN) - Qualifications Horizontal Bar
白井健三選手の鉄棒です
アドラーからのポゴレロフっていうなかなか面白い技をやってるのが個人的に高評価です。
さて、技構成は次のようになります
技名 | 難度 | グループ |
ヤマワキ | D | Ⅱ |
エンドー移行 | B | Ⅲ |
車輪 | A | Ⅰ |
屈伸コバチ(落下により不認定) | ||
ツイスト | A | Ⅰ |
逆車輪 | A | Ⅰ |
アドラー | C | Ⅲ |
ポゴレロフ(大逆手から伸身イェーガー一回ひねり) | F | Ⅱ |
け上がり | A | Ⅲ |
移行 | A | Ⅰ |
シュタルダー | B | Ⅲ |
コバチ | D | Ⅱ |
ホップターン | C | Ⅰ |
アドラーハーフ | D | Ⅲ |
シュタルダー一回ひねり | C | Ⅲ |
伸身二回宙返り二回ひねり | E | Ⅳ |
A難度の技は10技オーバーで全部消えます。
屈伸コバチで落下があったのでそこだけ不認定になります。
2B、3C、3D、1E、1Fで難度点が3.6、特別要求分で2.0
なのでDスコアは5.6になります
次からはEスコアの解説もちょこちょこ入れていこうと思います。